エアコンに不具合(水漏れ、冷暖房が効かないなど)が起きたけれど、本当に故障なのか、故障だとすると修理をどこに頼むか業者選びにも悩みますよね。
今回は、エアコン修理はどこに頼むかをはじめ、修理費用の相場やエアコンの故障が疑われるときの症状、セルフチェック方法などを紹介します。
特に暑い時期にエアコンが故障すると地獄ですよね…。効率良く故障から修理まで進められるように流れも解説しましたので、ぜひご参考くださいね!
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エアコンの修理はどこに頼む?状況に合った選び方
エアコンを修理する際は4つの方法から選ぶことができます。保証期間であるかや故障の原因、設置条件などによって異なるので、最適な業者を選ぶようにしましょう。
エアコンの保証期間内なら施工業者や販売店(購入店)へ
エアコン修理を依頼する際は、まず保証期間内であるかを確認しましょう。保証期間内であれば無料で修理できることがあるので、保証書を確認してください。
だいたい、本体が1年、冷却回路が5年と設定されていることが多いです。保証期間内であれば、エアコンを購入したお店に問い合わせてみましょう。
主な家電量販店の修理依頼先をご紹介します。
ヤマダ電機:家電修理のご相談
エディオン:訪問修理サービスのご案内
ヨドバシカメラ:出張修理のご案内
ケーズデンキ:修理について
エアコン本体の故障ならメーカーへ
保証期間を超えていた場合や保証書が見つからないときは、エアコンのメーカーに問い合わせしましょう。
各メーカーの問い合わせページや公開されている修理費用の目安は以下の通り。
サポートページ | 費用目安 | |
ダイキン | チャットでサポート | 製品別:修理金額目安 |
パナソニック | 出張修理サービス | 修理診断ナビ 修理料金の目安 |
三菱 | 家庭用電化製品の修理・点検のご依頼 | ルームエアコン修理料金の目安 |
富士通 | エアコンお問い合わせ | --- |
日立 | お客様サポート | 出張料金の目安一覧 エアコン |
シャープ | サポート:エアコン | エアコン 出張修理概算料金 |
東芝 | お客様サポート | ルームエアコン 出張料金概算料金表 |
エアコン設置工事不備なら修理業者へ
買い替えたばかりで不具合が起きていて、設置工事が原因だと考えられる場合は、エアコン修理業者への依頼がおすすめです。工事内容によっては、メーカーよりも修理費用が安いのが大きな特徴。
空いていれば即日対応してくれる業者もいますが、インターネットであまり調べずに選んでしまうと、悪徳業者にひっかかることがあるので注意しましょう。
くらしのマーケットやミツモアなどでエアコン修理業者を検索することができます。実際に利用した方の口コミや料金などが一発で分かるので、比較しやすいのがポイント!
業者自体が損害賠償保険に加入しているのが良いのですが、どちらのサイトも加入済みなので安心して依頼することができます。
賃貸物件にお住まいなら大家・管理会社へ
賃貸物件にお住まいで元々設置されていたエアコンを勝手に修理すると、大家さんや管理会社とトラブルになることがあります。
元々設置されているエアコンは、貸主のものなので故障したら必ず大家さんや管理会社へ連絡しましょう。
自分で購入し設置したエアコンは、自分自身で修理することができます。上記のように、エアコン修理業者へ問い合わせてみましょう。
エアコン修理業者おすすめ5選!
エアコントラブルセンター
エアコントラブルセンターは、突然のエアコンの故障、トラブルを最短30分で駆けつけ即日修理してもらえます。全国どこでもOK・24時間365日受付中!
出張費や見積もり費用など追加費用は0円と安心して依頼できるのも魅力!個人宅はもちろん、法人対応もOK!
冷房・暖房が効かない、ガス充填したい、水漏れしてる、調子が悪い(故障診断)、、などエアコン修理が必要な方におすすめ!
\即日修理OK!まずはご相談へ/
電気工事110番
電気工事110番は、全国対応の修理業者。土日祝日も対応可能で、24時間365日困ったときにいつでも修理を依頼することができます。
冷暖房が効かないなどでエアコンを修理したい場合や、新しくエアコンを設置したいときにWEBや電話から気軽に相談できますよ。
料金は6,600円(税込)~。対応エリアや加盟店によってサービス内容や料金が異なる場合があるので、無料見積もりで確認しておきましょう。
電気工事110番では、作業中に床が傷付いたり、作業後に欠陥を見つけたりなど、万が一の際に請負賠償責任保険に加入しているので安心です。
\24時間365日受付中/
くらしのマーケット
くらしのマーケットは、業者と個人をつなぐマッチングサイト。エアコン修理の修理料金を、料金相場や口コミから比較して希望に合う業者を選ぶことができます。
生活の困りごとを解決するプロの業者をオンラインで比較し、簡単に予約までできる人気のサービスです。
くらしのマーケット内でのエアコン修理の料金相場は、ガス漏れが16,000~19,000円、水漏れが11,000~20,000円となっています。
業者が保険に加入しているのが1番ですが、くらしのマーケット自体も損害賠償保険に加入しているので安心して依頼できますよ。
業務用エアコンプロ修理
業務用エアコンプロ修理は、全国対応の”職人直行型”の修理業者です。
全メーカー・全タイプのエアコン修理に対応。他社で断られた修理も相談が可能です。
職人が直接修理に向かうので中間コストが発生せず、その分エアコン修理料金が安く設定されているのもうれしいポイント。
業務用エアコンの修理は、一般家庭のエアコン修理よりも難易度が高いのですが、電気工事技術者の有資格者なので安心して依頼できます。
修理後1年保証というアフターサービスもあり、修理後1年間については修理箇所の修理対応を無料で対応してくれますよ。
まずは、無料の電話・メールで相談してみましょう。
エアコン修理本舗
エアコン修理本舗は、東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知の地域密着型でサービスを提供している業者です。個人宅だけでなく業務用エアコンにも対応しています。
見積もり・出張・点検が無料。エアコンから水漏れしたり、冷暖房が効かないという緊急のときは、電話1本で最短30分のスピード駆け付けも魅力です。
- 点検5,000円~
- 水漏れ5,000円~
- ガスチャージ6,000円~
- エアコンの取り付け18,000円~
- 取り外しは5,000円~
エアコン修理本舗は地域密着型なので、移動費用などを抑えた安心の低価格を実現しています。
損害賠償保険への加入、無料の保証制度、工事後3日以内に修理箇所の不具合が再発したときのために無料対応制度を導入しているなど、アフターフォローも充実していますよ。
(症状別)エアコン修理の費用相場
エアコン修理にかかる費用の相場を故障の症状別にご紹介します。あくまでも目安としてご参考ください。
電源が入らない・動いた後すぐに止まる
エアコンの電源が入らないときは、リモコンに問題があるか、本体内部の重要部品が劣化・故障している可能性があります。
原因 | 費用相場 |
・内部基板 ・温度ヒューズ ・室内ファンモーターの故障 | 9,000~35,000円 |
冷媒回路が故障している | 32,000~85,000円 |
コンプレッサーが故障している | 24,000~81,000円 |
冷えない・暖まらない
効きが悪いと感じるときは、冷媒ガスが漏れているか、室外機の故障が考えられます。
原因 | 費用相場 |
冷媒ガスが漏れている | 27,000~50,000円 |
室外機が故障している | ・基板のみ:24,000~36,000円 ・四方弁の故障:80,000~170,000円 |
風が出ない
エアコンから風が出ないときは、フィルターの汚れ、室内ファンモーターや冷凍サイクルが故障している可能性があります。
原因 | 費用相場 |
熱交換機センサーの故障 | 9,000~18,000円 |
ファンモーターの故障 | 12,000~32,000円 |
冷凍サイクルの故障 | 80,000~130,000円 |
室外機が動かない
室外機が動かないときは、内部の劣化や、石などの異物が入って破損してしまっている可能性があります。
原因 | 費用相場 |
制御基板が故障している | 20,000~35,000円 |
コンプレッサーが故障している | 58,000~105,000円 |
水漏れ
エアコン本体が水漏れするときは、ドレンホースの詰まりや冷媒ガスの漏れ、内部パーツの故障が考えられます。
原因 | 費用相場 |
ドレンホースが詰まっている | 8,000~16,000円 |
冷媒ガスの漏れ 内部パーツの故障 | 20,000~60,000円 |
ルーバーが動かない
風の向きを調整するルーバーと呼ばれる部分は、ルーバー自体、もしくはルーバーモーターの故障が原因であることがほとんどです。費用相場は5,000~22,000円程度となっています。
エアコンの故障によくある症状とエラーコード例
- 水漏れ
- 冷えない・暖まらない
- 動かない
エアコンが故障したかも?というときは、主に上記の症状が表れます。
ほかにも症状がありますが、同じ症状でも原因はさまざまなので、まずは冷静に故障の原因を探っていきましょう。
エアコンの故障の不具合を知らせるために、エラーコードというものがあります。
#f54949まずは、エラーコードをチェックしてみて、故障の原因やその後の流れを確認していきましょう。
エアコン修理を依頼する際の流れ
エアコン修理を依頼する際の流れは以下の通り。
- 症状と故障原因を把握する
- セルフチェックで故障か確かめる
- 修理業者へ問い合わせる
- 業者が来訪し修理
- 修理完了後、支払い
症状は冒頭の費用相場でご紹介したものがほとんど。症状を把握しておくと、修理依頼がスムーズに進みますよ。
エアコン修理を依頼する前にしたいセルフチェック
セルフチェックで本当に故障なのかを確かめてみましょう。
- コンセントを抜き差しして、10分ほど経ってから電源を入れてみる。
- 室外機まわりにゴミや物が散らかっていないか確認し、取り除く。
- フィルター掃除を行う。
セルフチェックでも改善しない場合は、販売店、修理業者、設置した業者、管理会社へ連絡し、修理依頼をしましょう。
当日は、金額や修理内容や範囲、工事責任の範囲を確認し、合意したら修理開始となります。工事完了後は、動作確認を行い問題がなければ支払いをして完了となります。
エアコンの寿命なら修理ではなく買い替えを検討!
エアコンは標準使用期間が10年となっており、実際の使用年数の平均も13年前後のため、エアコンの寿命は10年が目安とされています(※内閣府の消費動向調査より)。
長いことエアコンを使っていて故障かな?という症状が出ているなら、寿命を迎えていて買い替えのサインかもしれません。
10年を超えて使用している場合は、故障してもメーカーに部品がなく、買い替えとなる可能性が高いです。
エアコンの修理が高額の場合は買い替えがお得!
修理するより買い換えたほうがお得になる場合があります。
- エアコン購入後、10年以上経過している
- 冷媒ガスが漏れている
- コンプレッサーが故障している
- エアコンをよく使う時期に電気代が極端に高くなる場合
冷媒ガスの漏れやコンプレッサーの故障の場合、修理費用が100,000円を超えてくることがあるので、修理費用と比較して買い替えを検討してみましょう。
古いエアコンよりも新しいエアコンの方が省エネ率が高いので、修理よりも買い替えがおすすめです。
ちなみに、エアコンを買い替えるベストタイミングは、ハイグレードモデルなら10~11月頃、ミドル・スタンダードモデルなら1~3月頃に安くなるのでおすすめです。
まとめ
エアコン修理をどこに頼むかは、エアコンに出ている不具合の状態や保証期間、設置状況などで変わってきます。
エアコンの状況に合わせて、販売店、修理業者、設置業者、管理会社と、最適な業者へ連絡するようにしましょう。
エアコンを10年ほど使用している場合は、メーカーが部品を保管していないため修理できないことも多く、もし修理できても高額になる可能性があるため買い替えをおすすめします。
また、修理の内容によっては費用が高額になることがあるので、修理費用と比較して買い替えも検討してみましょう。