トイレ交換はどこが安い?
ホームセンターや家電量販店に頼んでもいい?
リーズナブルに安心して依頼できる業者はどこ?
トイレの寿命は使用頻度にもよりますが、約10年が交換目安だといわれています。トイレ交換が必要になって業者を選ぶ際は、どこが安いのか気になりますよね。
ここでは、トイレ交換・リフォームはどこに頼むと安いのかをはじめ、工事費込みの費用相場や業者選びのポイント、費用を安く抑えるコツ、トイレ交換のおすすめ業者などを紹介します。
トイレ交換・リフォーム業者のなかには、TV番組でも取り上げられるほど悪徳業者が一定数存在するため、安さだけに飛びつかず信頼できる業者を選ぶためにもぜひご参考くださいね!
トイレ交換リフォームはどこが安い?どこに頼む?
トイレの交換やリフォームを行う業者の中で安い傾向なのは主に以下の業者です。
- ホームセンター
- 家電量販店
- トイレ工事の専門業者
- 水回りリフォームが得意な業者
それぞれの業者の特徴や注意点などを紹介します。
ホームセンターや家電量販店
ホームセンターでは、カインズやコーナン、コメリ、ビバホームなど。家電量販店では、ヤマダデンキやエディオン、ビッグカメラなどで交換やリフォームを行っています。
ホームセンターや家電量販店では、リテール向けモデルを取り扱っていることが多いのが特徴です。
リテール向けモデルとは、住設メーカーのホームページやカタログに掲載している商品から一部機能を省いた廉価版。
そのため、ホームセンター屋家電量販店では、通常よりも安くトイレ交換やリフォームを行うことが可能となっています。
対応するのは、店舗の従業員ではなく、提携している施工業者や会社のリフォーム専門スタッフが担当となります。
家電量販店の場合は、ポイントを施工に使えたり付与してもらえたりする制度を導入していることがあるので確認してみましょう。
トイレ工事の専門業者や水回りに強いリフォーム業者
トイレ工事の専門業者や水回りの施工に強いリフォーム業者は、トイレ本体や細かい部品などを大量に仕入れることができるため、その分交換費用を安く抑えることが可能です。
トイレのリフォームも同時に行いたい場合は、リフォーム業者がスムーズです。ただ、技術力や信頼性がある分、施工費用がやや高い傾向にあります。
また、便器を交換すると、トイレ空間が狭くなってしまうことがあるため、交換を依頼する前には寸法をよく確認しておくことが重要です。
トイレ工事の専門業者や水回りに強いリフォーム業者などは経験が豊富なので、商品を選ぶ際にアドバイスを受けることができるでしょう。
トイレ交換リフォームの費用相場。工事費込みの相場をチェック!
見積もり書を確認する際に、費用相場を把握しておくことが大切です。ここからは、トイレ交換や内装を同時にリフォームする場合の費用相場をご紹介します。
洋式トイレを交換する際の費用相場と内訳
洋式トイレの種類は、タンクと便器の組み合わせトイレ・タンクと便器が一緒になった一体型トイレ・タンクがないタンクレストイレがあります。
新しいモデルや、オプション(温水洗浄・脱臭機能・オート開閉など)によって多少価格が変動するので、費用相場は目安としてご参考ください。
組み合わせトイレ | 一体型トイレ | タンクレストイレ | |
便器本体価格 | 2~5万円 | 5~15万円 | 10~20万円 |
交換工事 | 2~5万円 | 2~5万円 | 2~5万円 |
総額 | 4~10万円 | 7~20万円 | 12~25万円 |
同時に内装リフォームを行う場合の費用相場
トイレ交換と同時に床や壁紙といった内装をリフォームする際の料金相場は、以下の費用が上乗せされます。
張替え費用 | |
床 | 1~6万円 |
壁紙 | 2~5万円 |
トイレ交換リフォーム費用を安くする方法
トイレ交換や同時にリフォームする際の費用を安くする方法を3つご紹介します。
製品のグレードを落とす
トイレ交換の費用を安く抑えるには、製品のグレードを落とすのがポイントです。
車でもそうですが、新車を買うよりも型落ちの方が費用を安く抑えられるのと同じで、トイレ本体もグレードやオプションにこだわると高額になってしまいます。
最近のトイレは進化しているので、安いモデルでもデザインや機能は優れています。費用を抑えたいならグレードを落とし、必要最低限の機能が付いている製品を選ぶと良いでしょう。
クッションフロアを採用する
トイレの床のリフォームを行う際、クッションフロアを採用するのがおすすめです。トイレの床材には、主に以下の種類があります。
- クッションフロア
- フロアタイル
- セラミックタイル
- フローリング
クッションフロア以外の床材は、デザイン性や耐久性に優れていますが、クッションフロアは、1番リーズナブルでお手入れがしやすいのが特徴です。
ほかの床材と比べて耐久性が劣ったり、床材に色移りする『ゴム汚染』が発生したりすることがあるので注意が必要ですが、こうしたデメリットも踏まえて費用を抑えたい方にはおすすめの床材です。
助成金・補助金が利用できるか確認する
地域によっては、トイレ交換やリフォームを行う際、節水型トイレや、和式から洋式便器に交換するバリアフリー対策を行う場合、助成金や補助金が出ることがあります。
助成金・補助金制度 | |
節水型トイレ | ・自治体の助成金 【荒川区の例】 工事費用の50%、最大5万円(区外の施工業者に依頼した場合は3万円)まで女性。 参照:給付対象になる住宅改修/荒川区 |
バリアフリー対策 | ・介護保険の住宅改修費 ・自治体の助成金 (要支援または要介護認定されている。 改修する住宅で生活しているのが条件です。) 参照:住宅改修助成事業/神戸市 |
トイレ交換業者を選ぶ際のポイント
トイレ交換業者を選ぶ際のポイントを5つご紹介します。お得に依頼できる業者はもちろん信頼できる業者を選ぶポイントをご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
自社施工の業者だと安く依頼できる
自社で施工を行っている業者は、比較的料金が安い傾向にあります。
外注していない業者は、中間マージンが発生しない、トイレ本体や部品の大量仕入れが可能などの理由から、施工費用などが安くなりやすいです。
検索するときも、『トイレ交換 自社施工』と検索すればヒットするので、簡単に自社施工の業者を見つけることができます。
アフターサービスや保証はあるか
もし、お得にトイレ交換リフォームができたとしても、施工後にトラブルが発生してしまったら残念に思いますよね。
特にトイレの場合、水漏れが起こったり故障したりとトラブルが発生しやすい場所なので、施工後の保証やアフターフォローが充実している業者を選ぶようにしましょう。
施工事例・口コミをチェックする
トイレ交換・リフォーム業者のほとんどは、自社のホームページにて施工例やお客様の声として口コミを掲載しています。
また、GoogleやSNSでも実際に利用した方の声を見ることができます。
のちのトラブルを防ぐためにも、施工事例やかかった費用、作業員の対応などを事前にチェックしておくことをおすすめします。
相見積もりを取り比較する
トイレの交換業者を検索すると、いくつかの業者がヒットするかと思いますが、2~3社に絞って相見積もりを取ることをおすすめします。
1社だけでは、見積もりの内訳が妥当な金額であるかが分からないからです。
以下にトイレ交換リフォームの費用相場をご紹介しますが、相場よりも高すぎる業者は論外として、安すぎる業者も要注意!
手抜き工事をされる可能性があるので、相場と照らし合わせて比較しましょう。
費用の内訳を確認する
見積もり書を見るときは、総額だけで判断せずに内訳もしっかり確認するようにしましょう。
セット価格や一式というように、あいまいな表現で記載されている見積書は要注意です。
トイレ業者には悪徳業者が多く、ニュースでも取り上げられるほど悪質。施工後に諸経費などと偽って追加請求される可能性もあります。
どんな作業を行うのか、何にいくらかかるのかがひと目みて分かる見積もり書だと安心です。
のちのトラブルを防ぐためにも、分からない点があれば具体的に説明をしてもらい、見積もり書に記載してもらうようにしましょう。
トイレ交換業者おすすめ6選!
ここからは、おすすめのトイレ交換業者を6社ご紹介します!
東京ガス
東京ガスは、ガス機器を中心にトイレや浴室などの水回りリフォームにも対応。一都三県+茨城県エリアのみになりますが、安心して依頼できます。
ガス会社は費用が高いイメージは過去の話、現在は本体割引50%OFFも多く、リクシルやパナソニック、TOTOなどの人気メーカーでもリーズナブルなトイレ交換が可能です。
また、現地調査不要・ネットから必要事項と現状の写真送付のみで、最短当日(遅くとも翌営業日以内)で見積もりを提示してもらえるスピード感!ウォシュレットをつけたい、便器交換したい、などの部分的な希望もOK!
相見積もりをとるなら1社は東京ガスを選びたいですね!
\現地調査不要・最短当日無料WEB見積もり/
交換できるくん
交換できるくんでは、トイレ交換と内装工事付きトイレリフォームプランがあります。
トイレの種類、価格、節水・年間水道代、人気ランキングから選ぶことができます。
TOTO・LIXIL・Panasonicの主流メーカーの人気シリーズを取り揃えていて、本体価格最大で62%の割引き価格で交換することができますよ!
販売している全商品は、無料で10年の保証が付いているので安心です。
口コミ・評判
16年ほど使ったトイレを新しくしました!フチがない、節水、汚れが付きにくいなどトイレもとても進化していて感動です。
— なひるー (@nahiru__) June 3, 2023
とにかくトイレ掃除が楽になった^ ^
交換できるくんでお願いしましたが、安い上に対応早い、親切、値段も明確でとっても良かった。#交換できるくん
#トイレリフォーム pic.twitter.com/HjcYg3pApv
クラシアン
クラシアンは、水道局指定工事…の水回りのプロフェッショナル。トイレ交換やリフォームを特別価格で提供しています。
取り扱いメーカーは、TOTO・LIXIL・Panasonic・TOSHIBA。人気機種を取り揃えていて、最大65%オフで交換できます。
電話相談や見積もり無料。24時間受付で365日全国に対応しています。保証期間は、メーカーによっても異なるそうなので、見積り時に確認してくださいね。
口コミ・評判
クラシアンにトイレ交換頼んだら、直ぐに交換作業してくる仕事の速さと、丁寧さと、作業してくれた方の爽やかさに観劇すぎる🚽 pic.twitter.com/YCEgykbRJ7
— Hoso (@Jet1623) June 23, 2020
リクシル
リクシルは、住宅設備機器を販売している会社で、工事・リフォーム・メンテナンス・販売をすべて行う責任施工で、安心と信頼を提供しています。
リクシルのトイレ交換は、デザイン性が高いのがポイント。交換費用は他社と比較して割高になりますが、スタイリッシュなトイレへとリフォームしたい方におすすめです。
メーカーの保証に加えて有料の長期保証10年付きで安心。レビュー割や平日割など、お得なキャンペーンを利用して、少しでもリーズナブルに交換しましょう。
口コミ・評判
ウチのトイレが調子悪くなって交換を決断。どうせならとフルリフォームしました。
— phoenix (@phoenix_shin) June 25, 2023
TOTOとLIXILのショールームを巡る事それぞれ数回。
全てフルオーダー(嫁さんの見立て…結構¥かかった汗)
窓の枠は私のDIYでございます。結構良い感じに仕上がりました♪満足満足。#LIXIL#リクシル pic.twitter.com/dKcO9dZ7Ya
TOTO リモデルクラブ店
TOTOのリモデルクラブ店は、『TOTOリモデルクラブ』に加盟しているTOTOがおすすめするリフォーム店のことです。
リフォームプランのご提案から施工、設備の修理、アフターサービスまで一環してサポートしてくれます。
もしものときのために、損害賠償保険に加入済み。TOTOリモデルローンにて費用のサポートや、工事のサポート、10年のアフターサポート付きで安心です。
くらしのマーケット
くらしのマーケットは、プロの業者と個人をつなぐマッチングサイトです。
地域と希望するサービスを入力すれば近所の業者一覧が表示されるので、簡単に業者を検索することができます。
料金や口コミ評価、セールスポイントがひと目みて分かるようになっているため、比較しやすいのが特徴です。
くらしのマーケット自体に損害賠償保険が付いていて安心。業者を選ぶ際は、保証などのアフターサービスについて必ず確認するようにしてくださいね。
口コミ・評判
2階トイレ
— 姐(祥子) (@shoko_8love) July 31, 2022
←before after→
2年前に引越した戸建てなのでちょこちょこ故障が出るようになってきたので、思い切ってトイレ本体の交換。
トイレ本体はYahoo!ショッピングで購入、交換工事はくらしのマーケット。いくつか見積もり取ってみたけどこれが最安値で7万くらい安👍機種はパナのアラウーノL150 pic.twitter.com/v0GtoQUZIB
トイレ交換によくある質問
ここからは、トイレ交換に関するよくある質問をご紹介します。
トイレ交換は自分でできる?
トイレ交換は、YouTubeでも自分でトイレ交換するDIY動画を見つけられるので、DIYが得意な方は自分で交換することもできるでしょう。
ですが、トイレ交換にはさまざまな道具が必要になるほか難易度が高いので、素人が見よう見まねで行うのはおすすめできません。
また、和式から洋式への交換は、配線や電線の工事が必要になり、素人は行えないのでプロに依頼するようにしましょう。
トイレ交換工事にかかる時間(工期)は?
トイレ交換にかかる時間・日数は、単に交換だけなのかやリフォームも行うのかによって異なります。便座やトイレ本体(便器)の交換のみであれば半日程度で終わります。
- 便座のみ交換…1~2時間
- トイレ本体の交換…2~3時間
- トイレ本体+床張り替え…3~4時間
- トイレ本体+床・壁紙張り替え…半日~1日
- トイレ本体+換気扇交換…3~4時間
- 和式から洋式への変更…3日
トイレの寿命や交換時期の目安は?
トイレの寿命や交換目安は、一般的には10年といわれていますが、厳密にいうと便器と便座、メーカーによって若干異なります。
便座の交換目安
TOTO | リクシル | Panasonic |
8~15年 | 10~15年 | 10~15年 |
便器の交換目安
TOTO | リクシル | Panasonic |
12~20年 | 15年以上 | 20年以上 |
各メーカーの修理部品の保持期間は、生産終了から約7年です。交換目安は10年ですが、修理部品がない場合は修理対応ができないので、トイレまるごとの交換がおすすめです。
まとめ
トイレ交換を行っている業者はさまざまなですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
ホームセンターや家電量販店では、費用を抑えられる反面、外注になるのでどんな職人が来るか分からず、店舗によって施工の質が異なることもあります。
トイレ工事の専門業者などは、施工費用がやや高い傾向にありますが、技術力や信頼性が高いというメリットがあります。
また、トイレ本体のグレードやどんな工事を行うかによっても変動するので、費用を抑えたい場合は、製品グレードを落としたり安い素材を検討したり、補助金を活用するなどしてみましょう。
施工費用が安いだけで選ぶとのちにトラブルになる可能性があるので、施工実績や口コミをチェックして、評判の良い業者を選んでくださいね!